2011年01月31日

「嵐×Android au」のCMが、今、面白い。

我が家は子どもたちが『嵐』の大ファンである。彼らが、ほんの少しであろうが出ているテレビ番組は、絶対に見逃さない。

というわけで昨夜の11時時半のこと。

音もなくすーっと次女が自室から降りてきたかと思うと、リモコンでテレビのチャンネルをいきなり替える。そう、KDDIがスポンサーの『Music Lovers』(NTV系)に、嵐が登場するからだ。

「なんで勝手にチャンネルを替えるんだよ!」などということを、私は言わない。この1年、車の中とか、家のDVDとかでさんざん嵐を聞いたり見たり(聞かされたり、見せられたり)しているうち、すっかり”嵐慣れ”してしまったからだ。

「あぁ、今日は嵐やったんか!」と私が言うと、「そやで」と次女。

ライブのダイジェストやトークやら、それはそれで良い。それよりも面白かったのは、番組の終わりに流れた、嵐によるAndroid auのCM。27日から流れているバージョンだそうだ。


ご覧になった方はわかるだろうが、1本15秒で、Android auの機能を嵐の各メンバーが紹介するのだが、これが立て続けに20本ほど(あるいはもっと多かったか? auのサイトで見れば、今、全部で65本あるようだが)、流れたのだった。圧巻なほど。詳しくは公式サイト参照。

http://android-au.jp/whats/?cid=12501-20786mv

一人が語るものもある。コンビで掛け合いを行うものもある。5人全員が出てくるものがある。スタイリッシュに終わるものもあれば、コントのように”オチ”があって笑えるものもある。

とにかく、思わず見とれてしまう。上手い作りだなぁ、と思う。

65本、みんな見たわけではないので断言はできないが、このCMで紹介されるAndroidの機能というのは、決して”尖がった”ものではないように思える。私が連続で見たものは、googleの音声検索が中心になっていて、まぁ本来的なスマートフォンの機能性、というかポテンシャルの凄みから見ると、極めて原初的な機能ばかりのように思える。

従ってITとかデジタルツールに詳しい人とか、早々とスマートフォン(というかiPhone)に飛びついた人たちからみれば、「何だよ?」というようなものに映るかもしれない。

しかし、これが今、スマートフォン、というかAndroid auにとって大事なんだと思う。

確かに2010年の日経のヒット商品番付では、スマートフォンは東横綱に挙げられているし、実際、売れてもいるようだ。街でも使っている人を、だいぶ見かけるようになった。

だがもっともっとマス層を狙っていくなら、このCMのように、具体的なベネフィットをひとつひとつ積み上げて説明していくことが必要だと思う。

少し前になるが、ある相談サイトで、「高齢の父が年甲斐もなくスマートフォンを欲しがるのを、止めたい」という相談があった。「買ってもどうせ、ムダになるから」というのが、その相談者の気持ちなのだ(ちなみに、それに対するみんなの意見は、だいたい「好きなようにさせてやったら」というものだったが)。

要するに、スマートフォンは高齢者にとって「ムダ」なものだという認識があって、これは何もこの相談者だけの思いではなく、割と一般的な認識なのではないだろうか。

こういう認識を打ち破り「高齢者にはスマートフォンの方が使い良い」「普通の携帯より、スマートフォンの方が、何かと便利に使いる」「操作も思ったほど難しくない」みたいな認識が広がると、市場もぐわ〜んと拡がっていくのだと思う。

それを考えると、今回の「嵐×Android au」のCMは、タイムリーで良いCMだと思うのだ。今だから成り立つし、目的もハッキリしているから、面白いCMにできたとも言える。

特に、auは先行するiPhoneに追いつき追い越さなくてはならない立場。それをよく理解して作られているのではないかと思う。

それに、嵐がいい。まじめにも語れるし、スタイリッシュにも見せられるし、コントめいたオチにも対応できている。少なくともSoft BankのSMAPよりはずっと良い。

私はしばらく、このシリーズから目を離さないようにしたい。
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