2011年01月21日

ピーター・ゲイブリエル”かぶりもの”特集

前回のブログの最後でちょこっと書いたけど、私は高校の時、マジでジェネシスのピーター・ゲイブリエルにあこがれていたのである。

レコードを聞いて、その独特な世界に魅せられたのはもちろんだが、加えて『ミュージック・ライフ』や『音楽専科』にたまに載っていたジェネシスのグラビア・・・早い話がゲイブリエルの「かぶりもの」の写真・・・を見ては、一体どんなステージが繰り広げられているのだろうかと、想像をたくましくしていたわけだ。

当時の極東の日本に、ジェネシスのライブ動画なんてあるわけもなく、イギリスの『メロディメーカー』で毎年、ベスト・パフォーマンス賞を受賞していた彼らのライブを、ただただグラビアの写真だけを見て、想像・・・というよりほとんど”妄想”し続けていた。

その”妄想”の中で、「ピーター・ゲイブリエルは凄い!」という思いが醸成され、ほとんど私の内部で神格化されていったのだった。

当時、いわゆる「プレグレ四天王(フロイド、クリムズン、イエス、ELP)」は大きな人気があったものの、ジェネシスはどちらかと言えばマイナーというかマニアックな部類で、話が通じるヤツがほとんど周囲にいなかった。その理由のひとつは、先にも書いたように、音楽雑誌に載ったゲイブリエルの”かぶりもの”写真の影響で、どちらかというとキワ者的に捉えられていたからかもしれない。

しかし、凄いなぁ。昔、ただ妄想するだけでしかなかったピーターのパフォーマンスが、ネットでいくらでも見られるんだから。

写真だけで妄想していたのに比べ、それ以上の、私の妄想を遥かに超えているものもあるし、それ以下の、「な〜んだ、こんなものだったのか」というものもある。

しかし、まぎれもなく動いているかぶりもののゲイブリエルを凝視できる幸せを、2011年に生きる私は謳歌しているのである。何と素晴らしいこと!

というわけで、今回のブログは、動いているピーター・ゲイブリエルのかぶりもの特集。

●格調高き騎士


●蝙蝠男(?)


●ヒマワリ男(?)(3分35秒あたりから出て来るよ)


●三角仮面(?)(2分15秒あたりから出て来るよ)


●私が思うに、ピーター・ゲイブリエル史上最強のかぶりもの、スリッパーマン


この「スリッパーマン」は凄い! ゲイブリエルのかぶりものに注目がいってしますけど、バンドもイエスに負けないくらい緻密で高度な演奏を聞かせてくれてます。

後年のポップロック・バンドと同じとは思えない・・・。

しかし・・・いやはや、ピーター・ゲイブリエル、凄いわ。ただその一言だけ・・・。
posted by taney at 19:31| Comment(2) | TrackBack(0) | 音楽
この記事へのコメント
昔は、おいそれと「見れない」ことに対する飢餓感みたいなものでロックへの想いをいっそうかきたてられてたような気がするなぁ。ポップスインピクチャーって番組で、初めてZeppelinのビデオを見たとき(ただのプロモ用のイメージビデオだったけど)「おぉっ、ジミーペイジが動いてる!」って感動したものだった。ヤングミュージックショーで演奏してるのを見たときは、もう鳥肌もの。そのうち、なんとライブが映画になったと聞いては興奮して腰を抜かし・・みたいな時代だったなぁ。でも、それを振り返って、不便(不幸)だったとはまったく思わないけど。いつか、頭でフレーズを浮かべるだけでギターが「弾ける」ような時代が来たとしても、指を痛めて一生懸命練習した日々の楽しさは忘れないだろな。
Posted by iri at 2011年01月21日 22:46
iriさま

そうですね。iriさんが言うように、見られないということが普通な状況の中で育ってきて、当時は誰もがそれを「不便」や「不幸」だなんて思ってなかって、それが当たり前と思っていて、でも時代が変わってできるってことに、改めて爆発的な歓びを感じるわけでしょうね。
「飢餓感が喜びの母」みたいな感じ。

今、私んちでも子どもらが、わからんことあったら、割とググっとる。「もう、お前らちゃんと辞書引け」と言うんだけども。

「意味を知る喜び」に鈍感になることだけは、避けたいんだけど、どうなるやら・・・ですワ。
Posted by taney at 2011年01月22日 13:35
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