2011年02月28日

痛々しくて、もう見てられん『江』

小5の時『天と地と』を見て以来のNHK大河ドラマ・ファンである私。といっても毎年毎年、見続けてきたわけでもなく、まぁ面白そうなものは見て、面白くないものは見ない、というここ数年。

見ないといっても、一応、最初は見てみる。歴史そのものが好きだし、とりあえずは、どんなものであろうと期待しているからである。

昨年の『龍馬伝』は、以前のブログにも書いた通り、4月に見なくなってしまった。ちょっと、自分の歴史認識とズレが大きくて、だんだん見るのが辛くなったからだけど。

ただ、やっぱりクライマックスが見たくなり(基本的には、私は龍馬好き)、10月の終わりぐらいから再開して、最後はそれなりに楽しんだ。

ところが今年の『江』は、もうダメ。俗に言う「アホらしやの鐘が鳴る」というヤツで・・・。

すごいですね、浅井家の江ちゃん。

戦国末期の歴史的に重要な場所に不思議といつも立会い、自分より遥か〜に年上の大物と腹を割って語らい、歴史の真実に触れる、わずか9歳(本能寺の変当時の江の年齢)の少女、ちょっとハイパーでステキハート

ちなみに私のバカ息子も今年9歳だが、こんな大人でハイパーな江ちゃんのツメのアカでも煎じて飲ませたいぐらいだ。

いやもう設定がどうのこうのという問題ではなく、ここまでして女性をヘンな主役にする必要があるのかと思う。一応、誤解のないように言いますと、決して女性は大河の主役になれない、と言っているわけではない。描き方が、ヘンだと言っているわけで。

そりゃぁ、江と言う女性は、大変な人生を歩んだかもしれない。実の姉と敵味方みたいになっちゃって。でもたぶん、どう見積もっても江はせいぜい「歴史に翻弄され、数奇な人生を歩んだごく普通の女性」ではないかと思う。

で、そんな女性は戦国時代にはいっぱいいたはずだ。肉親と殺し合うなんてのも、まぁそこらであったのではないかと思う。江が他の人と違うとすれば、彼女が国家的なスケール(?)で数奇な人生に振り回されたということだろう。

問題の根源は、大河ドラマを幼少の頃からの一代記として描かねばならないという「しばり」にあるのだと思う。

流行語にもなった「梵天丸はかくありたい(古!)」とか、子ども店長の「わしはこんなところに来とうなかった!」と言ったふうに、大河の主役になるほどの歴史的人物は、幼少の頃から人並はずれた言動で、周囲の大人たちを驚愕させるのだが、それを今回の江ちゃんにもそのままあてはめようとするから、こんなヘンな物語になっているのだろう。

もちろん、「歴史に翻弄され、数奇な人生を歩んだごく普通の女性」である江には、”ごく普通の女性”にはない苦悩もあっただろう。だったら、それを1年かけて丁寧に描いてもいいのではないか。

なのに無理して本能寺の変やら清州会議やらにからませて、ハイパーなキャラに仕上げているのが、かえってすごく痛々しいのである。

まぁ、どっちにしても、もう見るつもりはない。龍馬とも違って、年末になっても復帰しないだろう、これだけは間違いなく断言できる。

2011年02月21日

「ダイナマイトおやぢライブパーティー」、なんとか終了!

あぁ、もうヘロヘロでしたワ。このバンドにとってはほとんど初ライブだったし、たぶんに”場数慣れ”していないところからくる疲れもあったんだろうと思う。メンバーみんなが「こんな所で間違うか!?」というような所でミスってました。まぁそれが本番の怖い所でしょうな。

百聞は一見に如かず、まぁウダウダ言うより動画をご覧頂いた方が、よくわかると思います。

●最初は「Shine On You Crazy Diamond」の前半。歌が始まるあたりまで。



●「Shine On You Crazy Diamond」の後半、歌の少し前から最後まで。



●「Any Colour You Like〜Brain Damage〜Eclipse」のメドレー。名作『狂気』のクライマックスとなるパートですが、はてさてどうでしょうか?



最後、やっぱり疲れてますな。歳のせいなのか、練習不足からなのか・・・。たぶん両方だろうけど。

ところで、我々以外の出演バンドが、どれもノリノリで盛り上がってたのに対して、なんかビミョーな空気だったね、ボクら・・・。

でも、一部の方々が、ものすごく熱烈に「すごく良かったですよ!」などと言ってくださって、本当にありがたかった。ファン(と言っても我々のバンドのファンじゃなくて、プログレとかフロイドのファンのこと)は少ないかもしれないけど、みんな濃くて(?)良い人たちだぞ、実に。

高槻までお越し下さった方々、本当にありがとうございました。少しでも楽しんでいただけていたら幸いです。

残念ながらお越しいただけなかった方々も、また近々、大阪市内のライブハウスでやるみたいなので、ぜひ、よろしくお願いいたします。
posted by taney at 19:48| Comment(6) | TrackBack(0) | 音楽

2011年02月17日

3位じゃダメなんですか?

いや、3位でもいいと思いますよ、私は。

GDPが中国に抜かれて3位になっても、いいと思います。

これは某大臣がかつて科学技術の先進性に対して「2位じゃダメなんですか?」と言ったのとはワケが違う。

アメリカはいまだに、GDPが日本の3倍ぐらいある。でも、アメリカは日本の3倍、幸福な国なのか? 昨年から、中国は日本より幸福な国になったのか?

高齢者が安心して暮らせる高度な福祉国家と言われるスウェーデンはGDPランキングで22位、デンマークは30位に過ぎない(2009年名目GDPランキング)。関係ないけど、サッカーの日本代表のランキングより下である。

GDPのランキングと生活実感にはズレがあって、日本はずっとアメリカに次ぐ2位といっても、バブル崩壊以後、暮らしの充実感は下がりっ放しに近い。今更3位に落ちたと言われても、まぁ、慌てる必要はない感じがする。

むしろGDPを”荒稼ぎ”している国は、どこか国民に多大な苦役を課しているような気もする。あの国も、この国も、あそこの国も・・・。

幸福に暮らせる国で生きたいものである。
posted by taney at 08:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 時事

2011年02月14日

ホワイト・バレンタイン

仕事の合間、ちょっと空気でも換えようかと窓を開けると・・・

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なんや、街が雪化粧してるやん! ここは大阪中央区の一角ですが、うっすらと・・・。
果たして今日は「高原」に帰れるのだろうか、私は・・・。
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2011年02月12日

「ダイナマイトおやぢ ライブパーティー」いよいよ1週間後!

来週日曜日、2月20日は、待ちに待った(?)「ダイナマイトおやぢ ライブパーティー」!

昨年の11月23日、恥ずかしながらの予選会(=我がバンド「MEDDLE」の処女航海)を経て、ついに本番であります(ちなみに、その際のライブ映像を再度アップしておきましょうかね、性懲りもなく・・・)。



お時間おありの方、よろしかったらお越しくださいませ。

■ダイナマイトおやぢ ライブパーティーVol.3

●日時:2011年2月20日(日) 13:00開場 13:30開演
●場所:高槻現代劇場 中ホール
    http://www.city.takatsuki.osaka.jp/bunka/theater/cs/
●入場料:500円(中学生以上)<全席自由>

※私たち「MEDDLE」は、15:25〜15:55演奏予定
 演奏予定曲
 ・Shine On You Crazy Diamond
 ・Any Colour You Like
  〜 Brain Damage 〜 Eclipse

よろしくお願いいたします。
posted by taney at 18:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽

2011年02月11日

陸の孤島

久しぶりですな、こんなに積もるのは。いや、ここまで積もるのは初めてかも。

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もともとが山の奥を切り拓いた宅地ゆえ、車も出せない今は、孤立中ということ。

しかし明日は出られるかなぁ・・・。日曜はバンド練習、行けるかナァ・・・。

まぁ、めったにないことで、これもまた楽し、というところですが。
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2011年02月09日

最近、読んだ本

久しぶりに、私がここ何ヶ月かで読んだ本をご紹介しよう。といっても、ほとんど新書ばっかだなぁ・・・。


■『ビートルズとボブ・ディラン』
 中山康樹(光文社新書)


たぶん「ディランはよく聞くが、ビートルズはほとんど知らない」と言う人はあまりいないと思うが、「ビートルズはよく聞くが、ディランはほとんど知らない」と言う人は、結構いるのではなかろうか。

この本は、後者向け・・・と言えば言えるかも。ディランをよく聴いて、彼について書かれたものを読んだことがある人なら、今更な話も多い。「そりゃまぁ、そうだろう」という話も多い。もうちょっと変わった視点からの分析もあるのかな、と期待していたが、なんだか”尻切れトンボ”な感じが拭えない。まぁ、時間つぶし程度にはなるだろう。それ以上を期待するなら、読まない方がマシ。他に読むべき本は、いっぱいありますから。


■『創られた「日本の心」神話
 「演歌」をめぐる戦後大衆音楽史』
 輪島裕介(光文社新書)


よく「演歌は日本人の心」といわれる。そして我々も、それを何の疑いもなく受け入れている。だが、著者はそれが本当なのかどうかをひも解いてゆこうとする。だが単純に肯定・否定するのではなく、「いつ、いかにして、いかなる意味で、誰にとって『演歌』が『伝統的』『日本的』とみなされるようになったのか」(348ページ)をテーマとして論を進めて行く。

著者は「演歌」の由来から日本の歌謡曲史(特に戦後)、さらには広範な大衆文化を分析することで、かつては低俗なものとして知識層からの蔑視と非難にさらされてきたレコード歌謡が、「演歌」というキーワードを得ることにより、価値観を逆転させ、『国民文化』にまで引き上げられた、その歴史上の流れを明確にしていく。

秀逸な「大衆音楽史」になっているだけでなく、戦後の日本の大衆文化史論にもなっているという点で、極めて優れた著作だと思う。


■『物語 フランス革命
 バスチーユ陥落からナポレオン戴冠まで』
 安達正勝(中公新書)


私は東西和を問わず歴史が好きなのだが、中でも特に好きなものを3つあげよといえば、必ず入ってくるのが「フランス革命史」なのである。だから、本格派学術書はちいと大変なので買わないが、それ以外の本・・・新書あたりがいいですね・・・は、たいがい買って読むのである。

新しい本を読むたびに、新しい発見がある。学術的な解明が進むからでもあるし、また、違った視点からの新しい試論もあるからでもある。そして、そんなものに触れるたびに、いわば「目ウロコ」状態になって、私は歓喜するのである。

今回の前掲書について言えば、とにかく読みやすい。「物語」と銘打たれている通り、ひとつひとつの人物、ひとつひとつのエピソードが流れるように頭に入って、ちょっとした快感である。で、やがてはそのひとつひとつが大きな流れとなって、改めてフランス革命という歴史的大事件を見事に描き出しているのである。

時間がない人は、最初の「序章 フランス革命とは」だけでも読んでおくといい。これだけで文字通り、フランス革命とは何だったのかが理解できるし、だいいち、極めて感動的な文章でもある。入門書としてもピッタリだ。


■『ベルリン <記憶の場所>を辿る旅』
 アンドレーア・シュタインガルト(昭和堂)


ベルリンに残る歴史的な遺構やモニュメントを案内する本なのだが、よくある旅行ガイドとは全く趣を異にする。それは章のタイトルを見てもある程度、わかるだろう。

「皇帝と革命家のベルリン」「ナチスのベルリン」「社会主義統一党のベルリン」「分割されたベルリン(壁に囲まれた西側)」「再び統一されたベルリン」・・・。

紹介されているスポットも、ローザ・ルクセンブルグが虐殺された揚句、死体が投げ込まれていた運河だとか、ナチスが要人からピロートークで情報を得るための娼館跡だとか、アウシュビッツ行きの列車の始発駅だとか、60年代後半、学生デモに参加していた大学生が警官に射殺された場所であるとか、どちらかというと現代人にとっての苦い追想の場所、つまり「負の遺産」と言えるような場所がほとんどである。

このような人類の「負の遺産」もしっかり認識して、我々はこれからの新しい時代に向けて生きて行かねばならない・・・

というステレオタイプ、というか優等生的なコメントもできるだろうけど、優等生ではない私は、ただひたすら、下世話に「へ〜、ローザ・ルクセンブルグの死体が捨てられた場所なのかぁ・・・ちょっと見てみたいナ」と思うだけだ。

そういう意味では、華やかな観光スポットも、この本に挙げられているような「負」のスポットも、「等価」なものとして捉えている私自身がいる。ただただ、「見てみたい」という観光欲求を振りかざしている自分が。

というわけで、この本の読後感は、凄く残酷である。

観光名所と歴史的汚点、好奇心と反省心。・・・悲惨なスポットの解説を読みながら、興味本位で下世話な想像を働かせている自分を発見するからだ。要するに、この本は、現代人に向けられた、両刃の刃物なんだろうな。

ところでこの本を読んで、ちょうど21年前、ベルリンに行った時の記憶が鮮明に甦ってきた。それは、また次の機会にこのブログで述べようと思う。


以上、ここ数カ月の間に、私が読んだ本の感想である。

2011年02月07日

合格祈願!

昨日の日曜日は、知人のお子さんが今年、大学受験を迎えるので、その合格祈願で堺市の家原寺(えばらじ)へ初めて行ってきた。なんでもここは、奈良時代の高僧、行基が生まれたところであるそうだ。由緒あるお寺なのだ。

受験に御利益のある寺として有名なのだが、今まで行ったことがない(昨年の、娘の高校受験時にも行っていないのに!)が、まぁドライブを兼ねて家族で行ってみた。家から所要時間、約30分(30分ぐらいで着くなら、もっと早く行っとけばよかった・・・)。

思っていたより大きなお寺で、立派な三重の塔などもあり、堂々の伽藍である。

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しばらく歩いて、本堂にやって来た。ここの「ウリ」は、境内で売られているハンカチに、「合格祈願」の文字や志望校名、受験生の名前を書いて、本堂に画鋲で貼ると、志望校に通ることらしい。

下の本堂の写真で、柱とか壁に白い布みたいなものが見えると思うが、それが件のハンカチである。

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というわけで、私たちも知人のお子さんの名前と志望校を書いて、本堂の扉のところに貼りました。

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それから本尊に向かってお祈りをし、祈願はおしまい。

そろりそろりと帰る途中、下の写真のものを発見。古いお守りをおかえしするところであるが、その上の看板に笑ってしまった・・・

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「再挑戦の人」って、要するに落ちた人ですね。早い話が「落ちた人は去年のお守りをかえして、今年も新しいのを買ってね」ということね。当たり前だけど、御利益が100%効くわけでないことは、お寺さん自身も充分、お認めになっているというのが、いいですね。

まぁ御利益もいいけれど、最後に頼りになるのは自分の実力。受験生のみなさん、実力が充分、発揮できるよう、頑張ってください!
posted by taney at 13:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2011年02月04日

天井桟敷の吟遊詩人

なんだかこのブログ、最近はすっかり音楽ブログみたいになってるけど・・・まぁ、いいか。

先のブログ「ダイナマイトおやぢ、あと1カ月」や「ピーター・ゲイブリエルかぶりもの特集」でも書いた通り、私は高校の時、真剣にフルートを習いたかったのだが、その理由の第一は前述の通り、ジェネシスのピーター・ゲイブリエルにあこがれていたからからなのだが、実はもうひとつ「あこがれ」があって、それがイアン・アンダーソンみたいになりたいという・・・そういう想いなのであった。

「イアン・アンダーソンって、誰やねん?」

そういう方が大半ではないかと思うが、イアン・アンダーソンは『ジェスロ・タル』というバンドのリードヴォーカル兼フルート&ギター奏者である。

ちなみに『ジェスロ・タル』は、wikiによれば「プログレッシブ・ロック・バンド」とカテゴライズされている。

が、まずは、下記のYouTubeをご覧いただきたい。イアン・アンダーソンの魅力があふれ出ている映像だ。



すごいねぇ〜!。でも「えっ、これがプログレなの?」という方は、多いかもしれない。

実は私も、wikiに書いてある「プログレッシブ・ロック・バンド」というカテゴライズには、正直いって首をかしげる。

しかし、確かに「プログレ周辺バンド」ではあると思う。

「プログレ周辺バンド」とは、まぁ私がそう呼んでいるだけなのだが、明確にプログレッシブ・ロック・バンドとは認定されていないものの、曲とかパフォーマンスに、時々プログレ風味を醸し出しているバンドやアーティストを指す。

どんなのがあるかと言えば、こうだ。

●デビッド・ボウイ ●ロキシー・ミュージック ●ポリス ●ジミヘン
●スーパートランプ ●グレートフル・デッド ●バニラ・ファッジ ・・・などなど。

そして、この中に『ジェスロ・タル』も入るわけだ。  

ぜひ下記をお聞きください。上に紹介した「天井桟敷の吟遊詩人」のスタジオ版です。
これはかなり、プログレです。私の言う「プログレ周辺バンド」ということも、ご理解いただけるだろう。



やっぱり、カッコいいよね、イアン・アンダーソンって。

私もこんなヴォーカリストに、ちょっとなってみたい・・・無理だともうけど。
posted by taney at 01:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽